「アラフィフ」の次はなんと言うの?
こんにちは、在 たくぞうです。50歳代まっしぐらの私ですが、最近アラフィフの次ってなんだっけ?と考えた時、すぐには「アラ還」が出てきませんでした。調べると、「アラ還」は「アラウンド還暦(around 還暦)」の略で、還暦(60歳)前後の年齢層を指します。具体的には、おおむね55歳から65歳の人々を意味します。この表現は、同様の形式で使われる「アラサー」(アラウンドサーティー、30歳前後)や「アラフォー」(アラウンドフォーティー、40歳前後)と同じく、特定の年代層をざっくりと指し示すために使われます、とのこと。何だかサーティ、フォーティと違って還暦が呼び名に入るのって余り格好良くない感じがしますね。
「アラウンド年齢」の起源は?
そもそも「アラウンド年齢」の呼び方は、1990年代から2000年代初頭にかけて日本のメディアや広告業界で広まりました。特定の年齢層をターゲットにしたマーケティングが盛んになり、その際に「アラウンド◯◯歳(アラ◯◯)」という表現が使われ始めました。それが雑誌やテレビ番組、広告で頻繁に使われるようになり、広く認知されるようになりました。最初に広まったのは「アラサー(アラウンド30歳)」で、これは主に20代後半から30代前半の女性をターゲットにした雑誌やメディアが使用しました。この表現が人気を博し、他の年齢層にも同様の表現が使われるようになりました。アラウンド◯◯歳」という表現は、特定の年齢層を包括的に指し示すことができ、また年齢の幅を持たせることで柔軟な使い方が可能です。このため、多くの日本人に受け入れられ、広く普及しました。
今では人生100歳時代を反映し、
- アラサー(アラウンド30歳): 25歳から35歳
- アラフォー(アラウンド40歳): 35歳から45歳
- アラフィフ(アラウンド50歳): 45歳から55歳
- アラ還(アラウンド還暦、60歳): 55歳から65歳
- アラ古希(アラウンド古希、70歳): 65歳から75歳
- アラ傘寿(アラウンド傘寿、80歳): 75歳から85歳
- アラ卒寿(アラウンド卒寿、90歳): 85歳から95歳
- アラ白寿(アラウンド白寿、99歳): 95歳から104歳
- アラ百寿(アラウンド百寿、100歳): 95歳から105歳
アラサーからアラ白寿までフルラインナップとなっています。
「アラ還」の認知度は?
「アラ還」という言葉の認知度は、日本では比較的高いとされています。特に次のような理由から、この言葉は多くの人々に認知されています。
メディアでの使用
- テレビ、雑誌、新聞、インターネットなどのメディアで頻繁に使用されているため、多くの人々に浸透しています。特に、中高年向けのライフスタイルや健康に関する情報を扱うメディアでよく見かけます。
マーケティングと広告
- 企業がこの年齢層をターゲットにした商品やサービスを宣伝する際に「アラ還」という表現を使うことが多いため、認知度が高まっています。例えば、健康食品、旅行、保険、リタイアメントプランなどの広告で使用されています。
ライフステージの節目
- 還暦は日本の伝統的な節目の一つであり、60歳を迎えることは特別な意味を持ちます。そのため、多くの人々が還暦前後の時期に特別な関心を持ち、この言葉を自然に受け入れています。
「アラ還」世代の有名人
「アラ還」世代、つまり還暦前後(おおむね55歳から65歳)の年齢層を代表する著名人として、以下のような人物が挙げられます。これらの人物は、多くの人々に影響を与え続けており、アラ還世代の象徴的な存在と言えるでしょう。
芸能界
- 中井貴一(1961年生まれ)
- 俳優として多くの映画やドラマに出演し、幅広い世代に支持されています。
- 黒木瞳(1960年生まれ)
- 女優として多くの映画やドラマに出演しており、幅広い世代からの支持を受けています。
音楽界
- 桑田佳祐(1956年生まれ)
- サザンオールスターズのリーダーとして、日本の音楽シーンを牽引してきました。
- 松任谷由実(1954年生まれ)
- シンガーソングライターとして、日本の音楽史に多大な影響を与えてきました。
スポーツ界
- イチロー(鈴木一朗)(1973年生まれ、まだアラ還に近い)
- メジャーリーグでの活躍が世界的に評価されています。まだアラ還には達していませんが、近い将来この世代に入ります。
- 松岡修造(1967年生まれ)
- 元プロテニス選手で、現在はスポーツキャスターとしても活躍しています。
政治界
- 小泉純一郎(1942年生まれ)
- 元内閣総理大臣であり、日本の政治に長年影響を与え続けました。
ビジネス界
- 孫正義(1957年生まれ)
- ソフトバンクグループの創業者であり、IT業界のトップランナーとして活躍しています。
- 柳井正(1949年生まれ)
- ファーストリテイリング(ユニクロの親会社)の創業者であり、世界的なビジネスマンです。
いずれの方々も超ビッグであり、現役バリバリですね。共通するのは皆さん本当にお元気だと言うことです。見習っていきたいです。
「アラ還」についてまとめ
「アラ還」世代は、仕事や家族生活において一段落する時期でもあり、第二の人生を考え始めることが多いです。それゆえに健康管理、趣味の再発見、リタイアメントプランなどが主要な関心事となります。主なトピックとしては、
- 健康とウェルネス: 年齢とともに増える健康リスクに対する対策や、健康的なライフスタイルの維持。
- セカンドキャリア: 定年後の再就職や、趣味を仕事にするなどの新しい働き方。
- 生活の質向上: 趣味、旅行、ボランティア活動など、充実した生活を送るためのアイデア。
- 金銭管理: 退職後の資金計画や年金、資産運用の方法。
- 人間関係: 家族や友人との関係の再構築、新しいコミュニティへの参加。
となります。
本ブログでは、私も「アラ還」世代の一員としてまだまだ元気に、社会に発信していければと考えています。最後までお読みいただきありがとうございました。今後様々な分野のライフハック情報を発信してまいります。